なもパンでは、ピタパンやサラダに使うフリルレタスは、てしお夢ふぁーむさんのものを使っています
てしおさんは木曽岬町にある農園
障がい者就労継続支援A型事業所ということで、現在は20数名の障がい者の方、パートナーさん、4名の社員さんで運営しているそうです
毎週納品してもらっているのですが、農園には行ったことがなくて
先日、少し時間があったので見学がてら、農園に行ってきました
なもパンからは車で20~30分くらい
木曾岬町ののどかな田園風景の中にてしおさんのハウスがありました
その日もたくさんの方が仕事をされていて、代表の方が案内してくれました
なもパンで主に使っているフリルレタスや小松菜、ミニトマトがたくさん育っていました!
フリルレタスや木曽川農業用水を使った水耕栽培
ハウスで育てているので、年間通して収穫できるそう
少しずつ時期をずらして育てていって、常に収穫できるように計算しながら、でもハウスとはいえ、気候や天候に左右されるので、いろんなご苦労があるんだと思います
真夏にはハウスの中の気温が40~50℃になるので、安定した収穫はなかなか難しいそう
なもパンでも、真夏のフリルレタスは何度か収穫できなかった、とのことで他のフリルレタスを使ったこともありました
でも何より作業している方たち、そんな高温の中でのお仕事はほんとに大変だと思います。。。
フリルレタスの他にも、小松菜やミニトマトも栽培されています
なもパンでもてしおさんの小松菜、ミニトマトをスープやサラダなどに使ってます
なもパンのスープに小松菜が多い理由は、これだったりします(笑)
新鮮でおいしいので!
小松菜はこんな種から育ててるんだとか!
すごいなー!!!
てしおさんのフリルレタスはクセがなくて、シャキシャキしていて、ピタパンにもぴったりなので、開店当時からずっと使わせてもらってます
そして、障がい者の方たちの「就労」を少しでも支援できればいいなという思いもあって、他のお野菜も含めててしおさんのものを使わせてもらってます
小さなパン屋なので、使用量はわずかなものですが
案内してくれた代表の方
「気候や天候に左右される農業は、どうしても閑散期や作業のない時期ができてしまうけれど、それだと障がい者の方の仕事がなくなってしまう
この時期は仕事がないから来なくていいよ、ではダメなので、年間通して仕事が途切れないように、少しずつ収穫時期をずらしたり、真夏、真冬でも収穫できるよう空調を整えたりやってます」
とお話ししてくれました
また、誰がどこに配置されてもいいように、植え付けや移植の作業について、見える化、ルール化されていました
社員さんやパートナーさんが一緒について作業しなくても、障がい者の方一人で作業できるようにいろんな工夫がされていました
障がい者の方が安定して仕事に就けるように、いかに継続して作業を途切れないようするか、そこをとても大切にして運営されているんだなあ、という代表者の方の想いが一番印象に残りました
簡単なようでいて、きっととても難しいテーマなのだと思います
障がい者の方も社会の一員として、きちんと就労して、きちんと報酬を得る
そんなことが当たり前にできる世の中になりますように
なもパンでは今後もてしおさんのお野菜、使わせてもらいますよー!
「てしお」にかけて育てられたお野菜、大切に使わせてもらいますね
てしおさんのお野菜は、バロー桑名東店やスーパーサンシ各店などで取り扱ってみえますので、見かけたときはぜひ手に取ってみてください
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